暗号資産ローンとは
Bybitの暗号資産ローンとは、保有している仮想通貨を担保として預け入れることで他の仮想通貨を借り入れすることができる仕組みです。
仮想通貨を売却することがないため仮に含み益が生じていた通貨であっても利確扱いにはならず、一時的な資産運用などのニーズを満たすことができます。
借入れた仮想通貨は現物取引は勿論、デリバティブ取引などにも利用することができるほかBybit以外の取引所へ出金することも可能となっています。
担保として預入可能な仮想通貨
Bybitの暗号資産ローンで預入可能な仮想通貨は下記41種類となっています。
BTC | ETH | XRP | SOL |
LTC | EOS | LINK | XLM |
USDC | ADA | DOT | MANA |
BUSD | BNB | ETC | MATIC |
ATOM | AVAX | DOGE | APE |
CHZ | NEAR | SHIB | TRX |
SAND | GMT | FIL | OP |
ALGO | UNI | AAVE | SUSHI |
ENS | DYDX | AXS | GALA |
ICP | QNT | ARB | SUI |
USDT |
借入れ可能な仮想通貨の種類
Bybitの暗号資産ローンで借入れが可能な仮想通貨は下記42種類となっています。
BTC | ETH | ETC | SOL |
XRP | MANA | DOT | ADA |
USDC | XLM | LINK | EOS |
APT | BUSD | BNB | ETC |
MATIC | ATOM | AVAX | DOGE |
APE | CHZ | NEAR | SHIB |
TRX | SAND | GMT | FIL |
OP | ALGO | UNI | AAVE |
SUSHI | ENS | DYDX | AXS |
ICP | QNT | STETH | SUI |
PEPE | USDT |
借入れ額や強制決済指標のLTVとは
借入可能金額はLTV(ローン・トゥ・バリュー)の割合に基づいて算出されます。
LTVとは預入担保に対する借入額の比率を表す指標であり計算式にすると「借入れ/担保額」となります。
例として100万円分のUSDTを担保として、5万円分のBTCを借入れたとした場合はLTVは50%となります。
Bybitの暗号資産ローンでは3つのLTVが段階的に設定されており、それぞれの割合に応じて借入額や強制決済が執行される仕組みとなっています。
初期LTV
ユーザーが借入れられる最大額が初期LTVで決定するため、比率が高いほど多くの資金を借り入れることが可能となります。
強制決済LTV
借入れの強制決済が執行される水準が強制決済LTVで、この水準が100%だとした場合は借入額:担保額=1:1担った場合に執行されることを意味します。
強制決済LTVの水準を下げるためには追加で担保資金を投入するか、借入れている資金を一部返済するなどすることで対応することができます。
担保としている仮想通貨がステーブルコイン以外の場合、大幅なボラティリティにより急速にLTVが低下する危険性があるため借り入れする場合には原則余裕を持たせた状態にしておくことを推奨します。
マージンコールLTV
強制決済LTVに達しそうな場合にアラートとして機能するのがマージンコールLTVです。
常日頃LTVを確認することは非常に困難なためBybit側が自動的に監視を行い強制決済の水準に達したタイミングでアラートの送信を行ってくれます。
ただし急激なボラティリティによっては通知が間に合わない場合が考えられるため余裕をもたせた状態にしておくことを推奨します。
借入れ可能期間は最大180日間
借入可能期間は最大180日間となっており滞納期間を超過した場合には支払い金利が最大3倍に加えて、精算手数料が2%発生する仕組みとなっています。
それぞれの借入期間と貸付期間は下記のとおりです。
借入期間 | 滞納期間 |
7日 | 48時間 |
14日 | 72時間 |
30日 | 168時間 |
90日 | 168時間 |
180日 | 168時間 |
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Bybit(バイビット)暗号資産ローンのメリット
Bybitの暗号資産ローンのメリットとしては2つあります。
- 資金運用の幅が広がる
- LTVが高めに設定されている
それぞれ順に解説していきます。
資金運用の幅が広がる
仮想通貨を利確せずに他の仮想通貨を借入れることができるため、デリバティブ取引や利率の高い資産運用サービスに資金を投じることで効率的に資金を回すことが可能となります。
ただしデリバティブ取引を行う場合には大きな損失が発生しないようリスクリワードを見極めた上で行うよう注意しましょう。
LTVが高めに設定されている
Bybitの暗号資産ローンは、担保に対して借入れることができる初期LTVが比較的高めに設定されているため他のローンサービスよりも多くの資金を借入れることができます。
ほかに暗号資産ローンを提供しているBinanceと比較してみても初期LTV、強制決済LTV共に優位な数値となっています。
取引所 | ![]() | ![]() |
初期LTV | 75%前後 | 60〜65% |
強制決済LTV | 95% | 83% |
このように初期LTVが高めに設定されていることでBinanceよりも少ない担保で多くの資金を借入れることができ、強制LTVも高いことから強制決済されにくい点は魅力的であると言えます。
Bybit(バイビット)暗号資産ローンのデメリット
Bybitの暗号資産ローンのデメリットとしては2つあります。
- 借入れできる仮想通貨の種類が少ない
- 強制決済の可能性がある
それぞれ順に解説していきます。
借入れできる仮想通貨の種類が少ない
Bybitの暗号資産ローンでは2023年6月時点で42種類の仮想通貨を借入れることができますが、Binanceでは倍以上の100種類を超える仮想通貨を借入れることができます。
サービスの提供開始が最近ということも要因の一つだと考えられるため、今後の拡充に期待したいところです。
強制決済の可能性がある
強制決済LTVの水準に達してしまうと自動的に担保にしていた仮想通貨が売却され、手数料まで発生してしまいます。
担保として預入れている仮想通貨によってはボラティリティの激しいものも存在するため時折LTVの状況を確認し場合によっては追加で預入できる資金を用意しておきましょう。
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Bybit(バイビット)暗号資産ローンの使い方
Bybit暗号資産ローンの使い方は次のとおりです。
暗号資産ローンページへ
借入れ通貨の選択
下記を参考に担保通貨と借入通貨、貸付期間を選択後、利用規約に同意の上「今すぐ借入」をクリックします
項目 | 説明 |
借入金額 | 借りる仮想通貨と枚数を選択します |
担保額 | 担保とする仮想通貨と枚数を選択します |
貸付期間 | 借りる期間を選択します |
借入れ内容の確認
借入れ内容の確認画面が表示されるので問題なければ「はい」をクリックします
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